LFJ2010私的ベスト32010-05-04

  1. モーション・トリオ
    今年のMVPは、だれがなんといおうとこの3人組だと思う。無料公演の空き枠にも何回も登場していたし、なんといっても聴衆の盛り上がりかたが半端じゃなかった。《In Re Don Giovanni》を生で聴けたのが、私にとっては今年最大のラッキー。
    この3日間で、日本での知名度と人気は急上昇したはず。来年もきっと参加してくれるでしょう。いや、来年といわずできるだけ早く再来日してほしい。
  2. 小林愛実
    5月2日18:30、丸ビル1階。弦楽四重奏をしたがえてショパンのピアノ協奏曲第1番の第1・第3楽章を演奏。
    15日のサントリーホールの予行演習兼宣伝みたいなものだったんだろうけど、こんなすごい演奏、無料で聴けちゃっていいの? となんか申し訳ない気持ちになりました。初々しくはないのにテキトーに流してもいない、という演奏は、ベテランでもなかなかできるもんじゃありません。山口でのびのびとピアノを弾き、感性をはぐくんできたんでしょうね。早く才能に目覚めたのだめ、という感じかな。上京したばかりのアイドルみたいな「ぱっつんぱっつん」ぶりも好感もてます。菅沼沙也にはならないように気をつけてね。
    炎上を招きかねない冗談はさておき、ピアノに向かっているときの気迫と、演奏後のトークで聴衆に「よかったらコンサート聴きにきてください」とほほえみかける無邪気な表情との落差にもやられちゃいました。演奏中は完全に別人格になってしまうところも、のだめと同じだな。あ、菅沼もそうか(蒸し返してどうする)。
  3. 映画「バッハの肖像」
    昨年のLFJの公演のハイライトと演奏者のトークだけで構成された2時間のドキュメント。鈴木雅明さんの、「ヨハネ福音書には一語たりとも意味のない言葉がない。バッハはその一言一句まで忠実に音楽化した」という趣旨の話のあとに、その音楽を誠実に再現しようとするBCJの《ヨハネ受難曲》が流れ、ほんの一部分だけの抜粋にもかかわらず、涙が出てしまった。
    そういえば、今年の東京国際フォーラムは、去年よりだいぶ空いていたような気がします。やっぱり日本人はバッハが好きなんだよ。バッハはこれからも何度でもとりあげてほしい。

というわけで、今年はショパンの宇宙のはじっこのほうでちまちま遊んでました。…ていうか、無料公演だけでも楽しめたかも(とほー)。

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